作用するとはいったいどういうことでしょう。たとえば冷たい死をなぜ怖がらなければならないのですか。すでに死のなかにある体は炎で焼かれようと朽ち果てようと何の苦しみを受けないのに。愚かな人々は生きた胸から内蔵をひっぱりだし神の意図を調べようとします。あなたは読み書きも知らなかったし、庭で聞いたのは鐘の音だけだった。小鳥はその手から餌をついばんでいたのです。あなたの体は剛健で美しく、甘い透き通る声をもっていました。アリアアリアリイサヴェナアミリアアサリア、ほら、地に葉が繁り、花が咲き、山鳩の声が聞こえる。植物にいう文句など何もありません、植物は先に知っているから。あなたがおそれるものも何もなかった。自分でもその意味を知ることのない、口からでてくる言葉がみな教えてくれるのだから。光と熱として顕現する球体/鳩の速度