東京都現代美術館にて、2021年以降の新作を中心とした大規模な個展「岡﨑乾二郎 而今而後 Time Unfolding Here」が開催されます。
■会期:2025年4月29日(火・祝)―7月21日(月・祝)
■開館時間:10:00-18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
■休館日:月曜日(5月5日、7月21日は開館)、5月7日
■会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F/3F
東京都現代美術館にて、2021年以降の新作を中心とした大規模な個展「岡﨑乾二郎 而今而後 Time Unfolding Here」が開催されます。
■会期:2025年4月29日(火・祝)―7月21日(月・祝)
■開館時間:10:00-18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
■休館日:月曜日(5月5日、7月21日は開館)、5月7日
■会場:東京都現代美術館 企画展示室 1F/3F
岡﨑の企画アドバイスによる展覧会「断続する線:ユリエ・クニファーと菅井汲」が開催されています。
断続する線:ユリエ・クニファーと菅井汲
■会期:2025年4月10日―4月29日
■会場:Terrada Art Complex II BONDED GALLERY 4階
東京都品川区東品川1-32-8
■開館時間:12:00―18:00
■休館日:日、月(上記時間以外はアポイントメント制)
::詳細
https://www.galeriefrankelbaz.com/873/discontinuous-lines-julije-knifer-and-kumi-sugai
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Sugai and Knifer: Parallel Visions from the Periphery
岡﨑乾二郎
クロアチア(旧ユーゴスラビア)出身のユリエ・クニファー(1924-2004)と日本出身の菅井汲(1919-1996)。
二人はおそらく直接会ったことはなかったかもしれない。が確かに、彼らの作品は表面的な類似を超えた深い共通点を持っていると察知できる――その方法論と芸術的視点において。
この共通性は、彼らがともに同じ時期、パリに過ごし制作した、同じ政治と芸術文化が交差する空気を吸っていたことと無縁ではあるまい。
システムの袋小路(cul-de-sac)、建設途上の都市計画が途切れるところに現れる風景。瞬間にあらわれる、こうした偶発的形態こそが視覚を占拠し、記憶として持続する。
それをシステムへ対峙し抵抗する力として提示する。途絶えることなく持続する潜勢力――それが菅井のチューブそしてクニファーの屈曲するミアンダーだった。
であるならその切断面にあらわれる形態は、都市生活のルーティン化した風景に抵抗するバリケードとして現れる。
反都市、反建築、ここで反とは政治的行為そのものを指す。
芸術はこの行為すなわち政治的切断として現象する。
彼らの仕事は疑いなくポスト構造主義の思想を正確に反映していた。
ユリエ・クニファー(1924-2004)、菅井汲(1919-1996)。彼らの仕事を通して、1970年代以降のアメリカ大陸に表向きにあらわれたポストポップ、ポスト抽象(あるいはシミュレーショニズムとも呼ばれた)動向の本当の源泉がなんであったかも明らかになるだろう。彼らの実践は、アヴァンギャルドが常に地政学的・視覚的周縁から生成されてきたことを私たちに思い起こさせる。
NHKEテレ 日曜美術館 「見えない彼方へ ヒルマ・アフ・クリント」に出演いたしました
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2025146096SA000/index.html
「ヒルマ・アフ・クリント展」公式図録に、
「認識の階梯:ヒルマ・アフ・クリントの絵画」を寄稿しました。
ヒルマ・アフ・クリント展
■会期:2025年3月4日(火)―6月15日(日)
■会場:東京国立近代美術館
図録
■価格:3,850円(税込) )
■仕様:A4変型、288ページ
『美術手帖』2025年4月号「特集「ヒルマ・アフ・クリント」に
特別対談 岡﨑乾二郎×三輪健仁「ヒルマ・アフ・クリントを見るとは、どのようなことか?」
が掲載されています。
Art Basel Hong Kong 2025 の3つのブースに作品が出品されます。
Art Basel Hong Kong 2025
March 26–30, 2025
VIP preview: March 26–27
BLUM
Booth 1D26
https://blum-gallery.com/current_fair/art-basel-hong-kong-2025
Pace Gallery
Booth 1D27
https://www.pacegallery.com/artfairs/art-basel-hong-kong-2025/
Takuro Someya Contemporary Art
Booth 3D25
https://tsca.jp/news/art-basel-hong-kong-2025%e3%80%80booth-3d25/
3月末に閉館するBankART Stationの最後の展覧会に、作品が出品されました。
『群像』2025年4月号に
インタビュー「シン・イソザキがヨミがえる」(聞き手=田中純)が掲載されています。
『芸術新潮』2025年3月号「特集|さよならは仮のことば 追悼 谷川俊太郎」に
インタビュー『谷川さんと「WHOちゃん」(そして、僕)』が掲載されています。
::詳細
https://www.shinchosha.co.jp/geishin/backnumber/20250225/
「坂本龍一 | 音を視る 時を聴く」展の公式図録に、
「Asynchronous Revolution」を寄稿しました。
坂本龍一 | 音を視る 時を聴く
■会期:2024年12月21日(土)―2025年3月30日(日)
■会場:東京都現代美術館
図録
■価格:6490円(税込)
■仕様:A4変型、320ページ
:: 詳細
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/RS/#section4